※チュートリアルから始まりの空島序盤のネタバレを含みます。
とびこむ
チュートリアルを越えて
弱体化してしまったリンクは、朽ちたマスターソードと誰かの右腕とともに洞窟からの脱出を試みます。
ここは前作ブレワイで言うところの『回生の祠』みたいです。いわゆるチュートリアル洞窟ですね。
歩く・ジャンプ・攻撃などの基本操作を学びながら、さくさく奥へ進んでいくと、外の光が差し込む出口を発見。そして出口の手前にはご褒美と言わんばかりの宝箱が。意気揚々と箱を開けてみると、入手できたのは、なんと下半身の装備品『古びた下履き』でした。
さっそく装備して洞窟の外へ出てみると、そこはもう思いっきり行き止まり……と呼んで良いものなのでしょうか。とりあえずもう道も地面もありません。
洞窟に戻ってあたりを探してみますが、他に宝箱は見当たりません。「とびこむ」のチュートリアルでどんどん下へ下へ降りてきてしまったので、最初の場所にも戻れません。
あ、やらかした。と思いました。
ブレワイ系のゼルダの伝説は、頭・上半身・下半身に装備を着けることができ、ほぼほぼ全ての装備品が上下セットになっているのです。
チュートリアル洞窟の終着点と思われる場所に到達していながら、獲得できた装備品は下半身のもののみ。そうです。上半身の装備を取り逃してしまったのです。
「やっちまったあああ」と胸の内で嘆きながらももう進むほかありません。
洞窟の外は、まさかの断崖。絶壁すらなく、下を覗けば雲ばかりの超高所の際に立たされます。
ここで「とびこむ」という選択肢が出てくる勇者リンクの豪胆さに驚愕しながらも、意を決して飛び降りました。風を切り、何の躊躇いも迷いもなく、ぐんぐん高度を下げていくリンク。
そしてついに、この空の上、いや空のただ中で、『ゼルダの伝説 TEARS OF THE KINGDOM』のタイトルが登場しました。「はじまった」という感じがして、めちゃくちゃわくわくします。
しかし大事なタイトルカットを上半身裸の状態で迎えることになってしまいました。
リンク、すまない。大事なシーンなのに。半裸ですまない。
心の中でリンクに謝罪し、自分の観察力のなさを恨みました。
さいごに
その後、とびこんでたどり着いた『始まりの空島』を探索していたら、『古びた下履き』の対と思われる上半身装備『古びたトーガ』を普通に入手できました。
ここで入手できるんかーい。
半裸でのタイトルカットは別におかしくはなかったようです。よかった。
